こんにちは、中川です。
まさかの41歳で白内障になってしまいました。
そして、昨日手術を受け、今日は術後検診。
めっちゃ、待たされるのでその間に備忘録と、これから白内障になる方のために、知っておいた方が良いことを書いておこうと思います。
白内障とは
白内障とは、眼球内の水晶体が白く濁ってしまい、目が見えなくなる病気です。
僕が右目が白内障になったのですが、これがまー!!!!不便^^;
特に日中外出していると、右目が眩しすぎて視界がほとんど無い状態になります。。
白内障は目のこすり過ぎでなる
白内障になる原因は、さまざまあります。主な原因としては、、
- 老化
- アレルギー
- 糖尿病
- 眼球への衝撃
などあがあり、僕の場合は一番下の「眼球への衝撃」だと思われます。
っというのも、今年の花粉症が酷すぎて目をこすりすぎたのが原因っぽい。
それ以外に思い当たる節がありません。
白内障の手術とは?
白内障の手術としては、目の中に水晶体の代わりとなるレンズを入れる手術になります。
水晶体が濁っちゃってるので、これはもう仕方がないですね^^;
ただ、水晶体というのはピント合わせの機能を持っている機関なので、これをレンズに変えてしまうとピント合わせができなくなります。
近眼の人の場合、この水晶体が膨らみっぱなしで近くしか見えない状態の事を言います。
遠くを見るには、水晶体を引っ張って伸ばしてあげる必要があるのですが、この引っ張る筋肉がなくなっちゃってるんですよね。
手術方法としては、目に小さい切り込みを入れて、濁った水晶体を切り取って取り出し、代わりとなるレンズを挿入する。
という、なんとも恐怖感のある手術になります。
手術の時間は?
とはいえ、手術自体の時間は非常に短いです。
片目5分程度で終わります。
これは、縫合がないのが理由かと思います。
目なので切ったところを縫うことができません。
切る → 取り出す → ガラス入れる
の3行程なので、非常に短時間で終わります。
患者にも負担が少なそうですよね^^
白内障手術の費用は?
さて、気になる手術費用。これは大きく2つになります。
まずは、保険が適用される手術。おおよそ5万円から10万円になります。
そして、保険が適用されない自由診療。これは、100万円を超えてきます
では何が違うかと言いますと、、
レンズの種類が違います。
前者の保険が適用される手術は、単焦点レンズといって、ピントがあう距離が一箇所に固定されてしまいます。
多くの方は、手元にピントがあるレンズを入れ近眼状態にして、眼鏡を併用されることが多いです。
近眼の方は、これまでと同じような生活になるわけですね。
後者の、自由診療は、2焦点レンズになります。ピントが手元と遠方の2箇所にピントがあいます。
度付きレンズを入れたと思えば良いでしょう。
レンズに対して保険が効く、効かないとなるので、値段が大幅に異なるのです。
どちらのレンズを選んだとしても、手術する内容には全く違いはありません。
白内障手術の流れ(当日)
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ではでは、忘れないうちに昨日の手術の様子を書いておこうと思います。
病院に行ってから出てくるまでに3時間かかったんですが、実際の手術時間は10分程度でした。
病院に到着したら、15分おきに瞳孔を開く目薬をさしまくります。
そのうち、執刀医の先生の診察。お部屋に入ると、看護師さんがカルテを読み上げて先生と情報共有するのですが、、
看護師:「次の患者さんは、キックボクシングで目をたくさん殴られているようです」
いや、ちょっと恥ずかしい!あ、先生、笑ってるんですけど!
カルテにそんな事書いてあるの?
「趣味は格闘技で、ちょっとパンチが目に当たる事もありますよー」
ぐらいの伝え方したつもりなんですけどー。
まー、それはそれとして、診察では
執刀医:「切るとこ目印つけとくねー」
って言って、眼球に目印をつけられます(汗
点眼麻酔が効いてるので痛くはないのですが、なかなかグロい事をされています。。
その後は、手術待合室に入り、ガウンに着替えて耳栓をし帽子をかぶり準備万態。
左手に抗生物質の点滴、右手は血圧計が取り付けられて、自分の番を点眼麻酔をしながら待ちます。
ちなみに、一気に6人の患者を執刀するんだから、先生まじすごい。
1人当たり5分程度で出てくるので、ラーメン屋よりも回転率の良さ。
いよいよ僕の番。手術室では2人分のベッドがあり、一つは手術用。もう一つは、目を洗浄・消毒するためのベッドです。
まずは、消毒用のベッドに寝て、美容室で髪洗うようなリクライニング椅子のような形になります。
そんで、とにかく目に消毒駅と麻酔薬をバシャバシャかけて、洗浄・消毒・麻酔しまくります。
ちなみに、となりの患者さんの手術の模様は、手術室にある大型テレビに映し出されて、マジでグロい(汗
見たくはないけど、怖いもの見たさでチラッと見えてしまいます。
目の中に、針金みたいなのが入っていて、水晶体を書き出しているのがわかります(汗
うひー!!!!次、あれ俺がやるのー!!!こわーい!!!
緊張感マックスになったところで、僕の番。腹を決めるしかありません。
まずは、左目だけが穴の空いた布を顔に被されます。
その次に、まばたきできないようにするための器具が装着されます。これ、本当にまばたきできない!
おそらく、上と下の瞼を押さえ込んで、目玉だけが飛び出た状態にする器具だと思われます。まじで、ピクリとも動かなかった(汗
っと言うので、光をじっと見ています。
痛み自体は無いのですが、目玉をグッと押さえ込むような鈍痛は一瞬ありました。
手術が進むにつれて、光がだんだんとぼやけていき、目の中いっぱいに光が差込ます。
この間、痛みはありません。さすが麻酔薬。
途中途中でも、しっかりと洗浄液がジャバジャバ目にかけられます。
目の中いっぱいの光が突然今度は、どんどん暗ーくなっていきます。
っと考えていました。こんとき、僕失明した状態になったのね。
そしたら、急に今度は最初に見えていた光が戻ってきます。
どうやら、レンズが挿入されたようです。
何度か洗浄液をバシャバシャかけられて、レンズの位置を確認した後、片目完了です。
緊張がどマックスだったため、めっちゃくちゃ長く感じていましたが、おそらく本当に5分程度だったと思います。
続いて、白内障を抱える右目も同じような工程をします。
右目の場合も、全く同じ感覚です。
ただ、右目は仕上がった後に、今まで白かった景色がはっきりと見えるようになってちょっと感動!
っとおっしゃっていただき、僕は看護師さんに両手を引かれて翁のようにヨロヨロと手術部屋から出ます。
「ふーーーーーー、耐えたー。。。。残りの人も頑張れよ( ー`дー´)キリッ」
っと、先輩ヅラしましたが、目を開けてられないぐらい目が疲労しています。
点滴の針を抜かれ、血圧計も外されて、帽子にガウンも脱ぎます。さらに、目を保護するためのゴーグルを装着します。
あとは、自分の荷物をロッカーから取り出してくださり、一般の待合室で待ちます。
この時、妻と娘が迎えに来てくれて合流できました。
しばらく休憩した後、手術後の注意事項の説明を受けて、点眼薬と飲み薬を渡されて完了です。
その日は、タクシーで帰宅しました。
遠方から来られる人は、近くのホテルに泊まるようです。
日帰り手術なので、入院はありません。ですが、目がフラフラするので付き添いが必ず必要です。
電車やバスで帰るのは不可能でしょう。危なすぎる。
白内障になる前に知っておいた方が良い事
さてさて、白内障になってしまうと、命に別状はないもののめっちゃ不便になります。
放置すると失明の可能性も出てくるので、できれば眼科でちゃんと診察を受けましょう。
で!
知っておいた良い事なんですが、費用についてです。
保険が効く単焦点レンズと、自由診療の2焦点レンズ。
どちらが良いかは一目瞭然ですよね。
2焦点レンズです。
だって、近眼だった人が視力戻るんですよ。
遠くにピントが合うって事なので、「視力が戻る」とは表現としては変ですが・・
眼鏡が必要なくなるのは、本当です。
眼鏡やコンタクト代が一生分必要なくなると思うと、かなりメリットありありです。
ただ、費用が10倍以上違うので、多くの人は単焦点レンズを選びがち。。
でも、、、この2焦点レンズ。。。先進医療特約の対象です。
今、生命保険やがん保険などに入っている人は、、、
って事です!先進医療特約をつけていれば、この2焦点レンズの費用はすべて保険屋さんが払ってくれます。
単焦点よりも費用が安くなるんですよ!
先進医療特約は、白内障手術だけでなくガン治療に効果が高いと言われている「重粒子線治療」や「陽子線治療」なども含まれます。
「重粒子線治療」って300万円しますからね!
でも、「重粒子線治療」って副作用がなく、ガンを直接叩く事ができ、効果が高いガン治療なようです。インベスターZで言ってた。
そんなわけで、白内障という病気は40代以降はなる可能性があるわけです。
とくに、アレルギー体質の方!!!
つまり、いま花粉症の方は白内障なるかもしれません。ましてや、薬に頼らず目をこすっちゃってる人!
僕も、そのパターンで白内障ですよ!